僕の罪

2005/08/30 00:26 □ 短編・ショートショート

 部屋に入ると、薄いカーテンの向こう側には月が浮かんでいた。
 電気も付けず、月の光が差し込むだけの薄暗い部屋で、僕はそのまま玄関先に倒れ込む。
 一度、床に吸い込まれるように力が抜けた後、思い出したように身体が震え出した。
「どうしよう」
 のどの奥からこぼれだしたのは、予想以上に泣きそうな声だった。

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Strangers

2005/08/30 00:24 □ 短編・ショートショート

「おかしいよなぁ」
 学校の帰り道、また、俺の隣にいるヤツがつぶやく。

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Duplicate Key

2005/08/30 00:21 □ 短編・ショートショート

 私が彼と出会ったのはちょうど一年前。
 今日も私は仕事の帰り、彼の家へと向かう。
 彼は恥ずかしがり屋さんだから何も言わない。
 でも私にはわかるの。
 彼は私を愛してくれてる。

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Gatekeeper

2005/08/30 00:19 □ 短編・ショートショート

 久しぶりに足音を聞いた。
 わかる。十五・六の子供だ。

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「手」

2005/08/30 00:17 □ 短編・ショートショート

 ずっとあなたを待ってる。
 雨の降る日も、かんかん照りの日も、木枯らしの吹く日も、雪が積もる日だって。
 ずっとずっと私はあなたを待ってるの。

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